長谷観音前の交差点を右に曲がり、由比ガ浜大通りを鎌倉方面へと歩いてく途中にある『鎌倉文学館』に足を運んでみました。
こちらでは2021年5月11日~6月13日までばら祭りを開催しています。
筆者が訪れたのは5月18日ということで、バラは2分咲きの状態。
ぽつぽつ咲いているといった具合だったのでバラの写真はほとんどとれませんでした。
それでも鎌倉文学館は素晴らしい場所なので、ぜひ一度、足を運んでみることをお勧めします。
敷地内に入ると緑のトンネルがお出迎え。新緑がとても美しいです。
この先にある受付で入館料500円をお支払いします。
この時に、入館券と一緒に個人情報を記入する用紙を渡せれます。(コロナ用)
渡せれた用紙は館内に入ったところに記入スペースがあるのでそちらで必ず記入をし提出することになっています。
館内にある素敵なデザインのステンドグラスをあしらった入館券。
招鶴洞(しょうかうどう)
こちらの招鶴洞は源頼朝が鶴を放ったという故事に由来するトンネル。
トンネルを抜けるとそこには旧前田家の鎌倉別邸が見えてきます。
こちらは1936年に建てられたもの。
第二次世界大戦後は佐藤栄作首相が別荘として使用され、又、三島由紀夫の
『春の雪』に登場する別荘のモデルにもなった。というお話もあります。
館内は土足NG、写真撮影NG。
常設展示は4つの部屋に分かれており、川端康成、夏目漱石、芥川龍之介、与謝野晶子などをはじめ、鎌倉ゆかりの文学者の数々の貴重な展示物を拝見することが出来ます。
現在は2つのフロアに別れて、『特別展』作家のきもち (4/17(土)~7/4 (日) ※休館日6/14.21.28)も開催されており、作家さん自らの気持ちを綴った資料から、その素顔を紹介した展示も拝見することも出来ます。
館の中には談話室があり、そこからテラスに出ることが可能。
6席ほどしかありませんが、テラスの椅子に座りながらしばしゆっくりとした時間を過ごすことが出来ます。
お庭にも所々にベンチがあるのも良いですね。
山に囲まれており、鳥のさえずりを聞きながら、由比ガ浜を一望することが出来ます。
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バラ園から見た洋館ですが、ところどころに日本建築の要素が入っている感じです。
横浜山手エリアにある洋館とは少し違った雰囲気の洋館。
バラ園にはおよそ202種246株のバラを鑑賞することが出来、バラの苗木販売も販売も行われています。
品種は、『鎌倉』『春の雪(ミニバラ)』『薪能』(各1100円)
鑑賞するだけでなく、記念に買うこともできるのはとても魅力的です。
◆◆◆鎌倉文学館の今後の特別展◆◆◆
1⃣7月10日(土)~9月20日(月)
子どもたちへ、未来へシリーズ⑩ とよたかずひこの世界
2⃣10月3日(日)~12月23日(木)
来鎌105年 芥川龍之介と鎌倉(仮)
3⃣2022年1月4日(火)~4月10日(日)【収蔵品展】
作家のコレクション1